七五三の準備

早いもので4月も半ば過ぎました

そろそろ七五三の準備を考えてる方もいらっしゃるかと思います。

今日は七五三お祝着のついてお話しします。

お子様が誕生してから

女の子ですと
お宮参り→3歳祝い→7歳祝い

男の子ですと
お宮参り→5歳祝い
※男の子は一般的ではないですが、3歳祝いもされる方もいらっしゃいます。詳しくはまた後ほど

とご成長に合わせて通過儀礼が続きます。

ご存知の方もいると思いますが、

お宮参りに着た掛け着(初着・熨斗目)は
3歳お祝着としてお直し出来ます。
肩上げ・腰上げ・袖口を止めて
お直しして、お被布や三尺を揃えます。

また、3歳と、7歳のお祝着も共用出来て
肩上げ・腰上げで調整していきます。
肩上げはお子様の象徴なので必ずします。


男の子ももちろん、同じ様に3歳お祝着は大丈夫ですが、5歳のお祝着で使うのは少し難しくなってきますのであまりお勧めしません。

関西地方の方はたっぷり熨斗目の長さがあったりして、5歳の時も使えるようにしてる事が多いですが、
昨今、お子様の体型も大きくなってる事もあり、肩上げがギリギリです。
※別途、羽織と袴はご用意致します。

また残念ながら、
お宮参り→3歳お祝着→7歳お祝着
こちらは共用はさらに難しいです。

先日、お客様からの質問で

7歳で使ったのをお宮参りに!
とのご相談がありました。
昔は使っていたと言われたと。

裾を中に上げて…などなどして、地域により
お使いになられる方もいらっしゃいますが、
今はそのお直しする代金で、掛け着を買えちゃうかもしれません。
そもそも、7歳の背縫いがある四つ身と
背縫いがない一つ身の掛け着とは無理があるのです。
幼い赤ちゃんの背から邪気が入らないように掛け着には背縫いを無くし、背守りを付ける風習がある事などをお話しました。

色々考えるとやはり掛け着と7歳お祝着は
共用はしない方が良いかも知れませんね


共用するのが1番ベストなのが
掛け着と3歳お祝着です。

3歳と7歳お祝着共用は出来ますが
3歳の時の上げがたっぷりあるので
重たくなってしまうので、お子様に少し負担かかります。

などなど七五三の準備には色々なパターンがございますので、今回はお直しのお話をしましたが、細かい事など不安な事がありましたら、いつでもご連絡下さいませ。


#七五三
#七五三お支度
#七五三お直し